嘘に対して極度の抵抗がある。
だから子供達が嘘をついた時、自分のショックを和らげるために
嘘について徹底して教育したのかもしれない。
きっと、嘘をつく事と愛情には深い関係性があるからだと思う。
嘘について
小さな頃から子供たちがつく嘘に敏感に反応し、嘘をつかない様に叱って育てた。
それは、他人に信頼され愛される人間になって欲しかったからだ。
嘘と勘違い、嘘と軽い冗談、嘘と言い違い
についてしっかりと理解してもらう様努めた。
やっていないのに
「宿題をやった」
この手の嘘は、誰も傷付けないがタチが悪い。
宿題をやらず先生に怒られるのは自分なのだから、やりたくないのならやらなくて良い。
けれど
「やった」
と嘘をつくのはやめなさいと言う決まりを作った。
嘘の代償
友達に嘘をつかれた時、自分がどの様に感じたかを聞いた。
多分そこで、信頼とか信用と言う言葉の意味を理解したのだと思う。
たった一回の嘘で日々積み重ねた友達からの信頼は消えてなくなる事を知り
嘘の起こす威力に罪と似た何を感じ取ったのだ。
また、隠し事と嘘については良い嘘、悪い嘘と名をつけて教えた。
他人を気遣う、愛ある嘘
隠し事はしてはいけない、嘘の仲間だから。
秘密とはまた違う物。
けれど、隠し事と嘘の中心に相手への思いやりと愛情があれば許されると言った。
イメージ的には、陰陽を使った。
黒が嘘で白が真実。
病気で入院している人に本当の病状を知らせなかったり、医者でもないのに治るから大丈夫と言うことは嘘ではあるが、良い嘘。
誰かをかばったり、思いやっての行動に自分の私利私欲はないからだ。
自分の為につく嘘
怒られたくないから、やりたくなっかから、めんどくさかったからと嘘を付くくらいなら、そうハッキリ言いなさい。
言い訳と、嘘を付くことは違う。
言い訳の方が千倍マシ。
嘘は相手と自分を騙して、罠にかけて嘲笑っていると人は感じる。
そんな人に、仲間なんか出来やしない。
悪い嘘は、自分を苦しめる。
まとめ
- 嘘はなぜ悪い。嘘の起こす見えない威力。
- 嘘は、日々積み重ねた信頼を一瞬で無くす。
- 良い嘘は、相手への愛。悪い嘘は、自分の利益。
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