良い靴を履くと、遠くに行ける
どこかだ聞いた迷信。
体に合った靴をきちんと履き、負担をかけない事。
靴は自分を守る大事な道具だと教えた。
息子との「約束」
息子が幼稚園に入学する時に約束をした。
一つだけ
「靴の踵を踏んでるのを見かけたら、足折るからな」
体育大卒の母ちゃんを持つ息子は震えていた。
やばい!この人マジだ!!!
のちに「体育大ヤンキーババア」と悪口を言われるのだが、 論破が得意な息子 喧嘩上等な母ちゃん。
そんな母ちゃんの言うことは絶対。
でも、理由があった。
靴紐をきちんと結んで履くのは手先を器用にするため。
しっかり結ばないと何度も結び直さないとならない事(きちんとする意味)を学ぶ機会だからだ。
踵がすり減る様な歩き方をしていないか(体の歪みを確認)自分の体を守り、遠くへ行けるお手伝いをしてくれる靴を粗末に扱ってはならないと言う教えを説いた言葉なのだ。
踵が歪んでいる人が目に付く。
シューフィッターさんに「幼い頃、足より大きい靴を履くことが一つの原因」だと聞き
半年に一回足の測定に出掛けていた。
靴を大切にするには理由がある
昔は土曜日には上履きを持って帰り、洗っていた。
今の安い上履きは、洗うとノリが落ちて早くボロボロになる。
一度買ってみたら、踵が踏んでなくても倒れるので履きづらいと言われ買い直した。
娘の高校は初めから上履きスリッパ。
「災害の時、走って逃げれないよ」
「トイレで脱げない様にね」
などと言うと
「それより皆んな、ボロボロになったら他人の盗んで履いてるからね」
と言う返事が返ってきた。
偏差値70近い高校だが、素行と頭の良さは関係ないんだと体育大卒母ちゃんは知ることになったのだ。
まとめ
- 靴は体の歪みを知る測り。
- 靴紐は手先の器用にさせる。
- 素行と踵を踏む関係は?災害時に自分を守ってくれる靴。
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