遅刻癖があります。
TVの取材で若い女の子が笑って答えていた。
遅刻は人間性の評価を大きく落とす。
幼い時の生活習慣で楽に自己コントロールする力をつけて欲しかった。
時計のある環境
田舎には建物がない。
田んぼと民家しかないこの地域で暮すと時間は感覚で大雑把に対応するのが当たり前だ。
だから、夕方5時にはチャイムが鳴る。
時間をお知らせしてくれるまで待つ。時間に対する意識が鈍い。
1日を自らの動きに合わせ、時間内で用事を済ませるなんて子供の頃考えた事もない。
夏は8時まで明るいこの町で育つには、
自分の感覚時間を鍛え幼い頃から時間に対する抗体を付けておかないとダメだと感じた。
都会の様に、多くの人が同じ事をすると流れで 何となく 動けるが田舎はそうは行かない。
家庭によってルールが様々なのと、町医者の子供から農家、酪農家、お寺の子まで混在しているこの、環境で同じ教育では娘は育たない。
家庭でのルール
時間を味方につけることは自己コントロールに役立つ。
小学生からの癖付けは、生きる力となるに違いない。
そこで、夕方5時のチャイムが鳴り終わるまでに家にいる事。
これを我が家のルールにした。
自分だけの感覚時間
ここから家まで、何分かかるだろう?
遠くに行くとそれを真っ先に考えたと言う。
時計を持たない、ゲームをしない娘は
「時計のある場所をいつも探してたんだよ。遊びに行く場所が違うからさー。帰るまでの計算が大変だった。それに私、方向音痴だから」
と笑う。
訓練の様な放課後の帰宅ルールは、娘から ギリギリで動く とか 慌てる と言う行動を取り去った。
時間を逆算して動く習慣がついた。
親としてはのんびりしている様にしか見えないが、自転車にも乗らず免許も持たない娘の自分時間をこれからも大切にしたいと思う。
まとめ
- 個々の体内時計を理解する
- 行動予定の逆算を出来る様にする
- 時計と時間の存在を頭の隅において置く練習
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