物の値段。
卵は1パック通常何円で変えるのか。
キャベツは1年を通して、いつが一番安いか。
料理をする手間と作る安さを天秤にかける、光熱費も計算して。
比べる力は、より効率的安く暮らす方法を見出す貯金。
効率的な生活の中には、お腹にたまらない野菜を病気にならない程度接種した方が
貯金と節約になる事も含まれている。
相場を知る 経済の変化を知る
息子は欲しいものが、いつどのように安くなるのか知っている。
これは、貯金への第一歩。
でも、一番大切なことは 自分にとっていくら払えばその価値が全て使えるのか。
例えば、スペックの高いフライパンが欲しい。
1万円するが、セールで6千円!これは、安い!!
しかし、持っているホットプレートで
併用できるんじゃないか?
だとすれば、6千円は高い!
と判断できる工夫と知恵。
送料も計算に入れ、タイムセールなどもチェック。
流通の仕組みや社会の変化を読み取っている。
近所のインターチェンジのはここ数年で物流倉庫が乱立した。
「そんなに運ぶものある?」
と言う母ちゃんの質問に
「そりゃ、楽天とAmazonでみんながお買い物をしだしたんでしょ。決まってるじゃないですか」
とすぐに答える。経済に敏感なことはお買い物上手でもある。
小学生の頃
この田舎に、アウトレットができた。
都会でしか売ってない人気の子供服が格安で手に入るチャンス。
しかし子供達の喜びも束の間、ひと学年60人の子供達の洋服はたちまち
同じ服装になった。
「クラスメイト達の服が、何人被ってるか知ってる?凄い人数だよ」
「なるほど、考える事は一緒なんだ」
息子は少し遠くの同じロゴの店に行っていた。
「なんでここの服は近所のとは違うの?同じブランドなのに?
あの店は、アウトレットじゃない店だよ」
「経済の勉強になるんだけど、日本では本当のアウトレット商品ではなく
アウトレット専門商品があるんだよ。」
「それがなぜなのか?商品の作り込みと、この店に来る人の経済状況を考えてごらん。
物は売れなければ作る意味がないだよ。
売る仕組みを作って、流通に載せるんだよ。」
と教えた。
息子はこの事で、売れる仕組みに乗せられるのではなく仕組みを上手く使う道を見出した。
まとめ
- 物が普段いくらで売られているか知る。
- 200円で買えた卵が、300円になると高いと考えられる力。
- 流通も含めて、物の相場。社会の変化に敏感になる。
- お店側の価格戦略を見抜く。
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