子供が お金の 貯め方 使い方 を身につける方法 6

子育て


子供が 何を見てどう思い、自分の人生の教訓にするかを大人は全く気にしていない。

ほんの些細なことが子供の心に刺さっっている事を考え

慎重は子育てはしなければなら無い

と思わせられた出来事が私にはある。

お金の使い方

お金の使い方について家ごと、または個人でこんなにも違うものかと驚いた。
しかし、同じ場所で同じ状況にあった兄にはどうでも良い事で、覚えていないと言う。

叔父に連れられ、小学校低学年の3人組はゲームセンターに行った。
そのころのゲームセンターは出来たばかりで、どのゲームも100円。
40年前の話だ。
アイスクリームは50円のものばかりで、ラーメンは1杯350円だった。
いかに、ゲームをすることが贅沢であるかを子供ながらに知っていた。

叔父は、「ほら、お金をやるからやっておいで」とポケットから大量の小銭を出した。

小さかった私は、ジャラジャと叔父のポケットで雑にお金が扱われるのを見て怖けずいた。


お金はもっと大切な物
こんな使い方は良くない。
直感でそう感じた。

兄たちは、気にも止めず遊び回った。

お金の扱い方

その頃建材店で働く叔父にはお金があった。
一方我が家はサラリーマンでギリギリの生活。
お金は喉から手が出るほど欲しい物だった。

母は、お札をいつも引き出しの奥にしまい、更に封筒に入れお金を扱った。
父からの給料明細は「ご苦労様です」といつも言って、両手でもらっていた。
更に、小銭はいつも端数が出ない様大きな単位のお金で帰って来る様に使っていた。

なので、叔父の小銭に対する感覚に嫌悪感を抱いた。

お金への感覚

大学での出来事。
教室に小銭と思われる物が落ちていた。
拾うと1円硬貨だった。
咄嗟に「なんだ、1円玉か」と残念に思う気持ちが言葉に出た。

「1円をバカにする者は1円にバカにされるよ」

知人に言われた。
その通り、お金に違いないこの1円を大切にできない私は、お金が欲しい気持ちと矛盾している。

貧乏な家で育ち、必要なものさえ買えなかった私のお金への意味が変わった。
1円を貯めようとしない者に大金は貯められない。

まとめ

  • 大人のお金の使い方を見て、子供は学ぶ
  • お金の出し入れと、置き場所はお金への気持ちが表れる
  • 小さいお金こそ大切にする。

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