親がお金持ちだったらお金がないようなふりをした方がいい
ふりではなく、お金を節約して暮らす習慣で生活する。
そうでないと子供の勘違いは進んでいく。
お金持ちを子供はどこで判断するか
ウチは貧乏。
大体の家庭はそういう。謙遜と、世間体を気にして。
しかし子供は、自分のうちが大体どのくらいの貧乏か子供同士の会話と家の様子で探る。
例えば、
子供は、友達の家の新車が高そうな車だったら金持ちと思う。
家の大きさや、新築である事も重要だ。
だから、子供の前では悩だり困ったりして家や車を買う必要があるし
ローンで頑張って払って行くとしておいた方がいい。
もっというとお金はあるが、車を持たず公共機関を使う暮らしがいい。
それだけで、子供に体力、公共マナー、節約の術、社会システムを教えられる。
また、友達の家に遊びに行くと、おやつの高級加減でお金持ちを判断した。
なぜなら、我が家は本当に貧乏でおやつの時間が存在しなかったからだ。
お金持ちの子は知らない、貧乏人におやつの時間が無いことを。
お年玉をいくら貰ったか自慢や、家族旅行の行き先はどこかでも子供は悟る。
海外旅行に行っても、お金持ちの子は自分のお家は平均的家庭だと勘違いしていた。
お金が無くなる想像
お金持ちのお金は、人生を一変させると思わされた出来事があった。
小学校3年生の時初めて出来た親友。
事業を営む羽振りの良い家だった。
友達を家に招いた誕生日会では、有り余る豪華料理と
大層なお返しプレゼントでもてなしてくれた。
お金持ちなのに、素朴で威張ったところのない彼女が大好きだった。
しばらくして、彼女の家は一家で夜逃げをした
保証人倒れだった。
逃げる日に、電話をくれた。
私が、塾で不在だった１時間の間に彼女は伝言を残した。
「折り返しの電話はいらないです」
次の日から私は、また一人になった。
お金がある時は、無くなった時の想像ができない。
お金がない時は、あったらこうすると言う夢や希望を加えた想像ができる。
子供だった私は、彼女が居なくなる事も
彼女の家のお金が1日で無くなってしまう事も
想像出来なかった。
今はわかる。私より、彼女の方が何千倍も辛かったと。
親は子供に、人生を変えたり勘違いしたりしない程度の
お金の使い方を示さなければならない。
まとめ
- 自分の家はどのくらいの家庭なのか客観的に判断する
- 親がお金持ちと、自分が大人になってもお金持ちとは限らない
- お金がない辛さと節約は、親が教えられる
- お金持ちである幸せは、慣れによって麻痺する
コメント