読み方を覚える。
覚えさせたい
数字が大好きな息子は、音で 「いち、に、さん、し」を すんなり覚えました。音で覚えるって何でしょう？何度も聞く事で、頭に入る。（出来ると言う状態になる）
4 には「し」と「よん」と言う読み方が2つ。何故かこちらも自然に覚えた。
問題は8。
まず、「ひち はち」の似た音で混乱し、大和言葉の「やっつ」でパニックになった。
基本、一つの事に一つの意味 それが、彼の覚え方だ。ピクトグラムが大好きなのも頷ける。
最低限の日本語を
選んだ言葉が 八日（ようか）と 二十日（はつか） の呼び方。大人になって、会議の日時を口頭で言われた時違えないように！
『では、次の打ち合わせは ハツカ によろしく」なんて言われて、何日の事ですか？なんて聞き返せないそこで、考えた！(u_u)
8 に 何か用か ＝ はち に なんか ようか
ようか（八日）を ８ と覚えれば はつか（二十日）は じゃない方の ２０日(にじゅうにち）変換して覚えることができた。
正確に言うと覚えてはいない。何とかなる、何とかした と言う程度だろう。
ググらないで良いくらいだろうか。
覚えることは場所も問題
ひらがな、数字に呼び名がある事。
それは、日本人として生きて行くならば、覚えて使うと言う作業を毎日しなくてはならない。
何となく出来る様になる人もいるけれど、君は違う。
少しずつで良いから覚える（忘れない）を確認する必要がある。
お風呂で、そう説明した。
大好きなお風呂で大嫌いなこと（繰り返し）をする。
限られた空間、限られた室内の情報量。集中を促すには最適の場所だった。
毎日必ずすることの中に組み込んだ ＜覚える 作業＞は、身に付くと言う習慣によって確立された。
これを、普通の方は気にする事もなく意図も簡単に成し遂げてしまうのだと思う。
私自身も 自分の覚え方を発見するまでに随分と時間がかかった。
本当に覚えた？
思い出せない、度忘れ、忘れた。
さっきは覚えていたのに、何で出てこないんだと大声をあげ、自分の腕に鉛筆を突き刺す息子。
覚えていることが証明できない。
「それは、口に出す 書き出す 以外に覚えているとは言わないんだよ」
そう言う私に 悔しいと 顔をしかめた。「頭では解っているんだ…..」
大丈夫、今だから言えること。
学習障害で発達障害の彼は 旧帝大の大学院生になるんですから
ちなみに、漢字はかけません （笑）
まとめ
- 書き物を持って書くことが出来ない。それでも九九だけは、耳で覚えられた。
- 覚える場所と覚え方は独特（人それぞれ）
- 覚えられない事を自覚することで、覚えようとする頭と習慣を作る。
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