子供に クソババア と呼ばれて

子育て

息子が私の事を人前でも、ババアと呼ぶので

よく驚かれる。

呼ばれた本人は愛あるニックネームだと思っているから動じない。

クソババアはおそらく 愛言葉

大きくなっても息子は

「クソババア元気か?」

と話しかけて来ることがある。

「ババア飲むぞ」

と晩酌にも誘ってくれる。

クソババアと呼ばれ始めたのは息子が小学校5年生くらいからで、始めはちゃんとした悪口だった。
自分の欲しい携帯を買ってくれないだの、やりたくもない宿題をやれだの言う母親にウンザリしての暴言だった。
さらに記憶を辿ると、ただのババアと呼ばれたのはもっと早く、幼稚園でしっかり覚えて来た様に思う。
そう呼ばれて思った事は、来る時が来たー。ちゃんと成長しているなあーだ。

息子が言うクソババアの意味

「クソババア元気か?」そう言われたら、私がどう反応するのか見ている。
私の元気度合いを図っているのだ。
それは、息子自身がひと息入れたいタイミングでもある。

彼のエネルギーは膨大で、知人に一般人の4人分と言われた。
頭は常に回転し、常に新しいアイデアを求め続ける息子を現実に戻し、一息いれさせるのが私でありクソババアなのだ。
コミニケーションが苦手だが、人が好き。
一人ぼっちが嫌で仲間の中で一人でいるのが好きなんだとか。
最近思う。

コミ障の彼が言う”クソババア”は

「母ちゃんが色々言うのもわかるけど俺も俺なりにがんばってんだよ〜」


で ”クソババア元気か?”は


「元気ならさ〜うまい物作ってくんねー」


と訳すのが適切だと。

男の子には必要

男の子を育てているなら大概この試練は来る物だし、来ないと思っていても心の中では
使っていたりする。
思春期においては序の口で、家中の壁には穴が開き、扉は外れた。


社会に出た時、世間の荒波の前で自己を保つ為に必要な力をつけているのだと勝手に考えていた。
それは自立を促す思春期に、親への甘えを断とうと頑張る気持ちが社会で生きる力を育んでいるのと同じに思えた。

それに、男として何でも母ちゃんの言いなりは気持ち悪い。

クソババアはいつも

私的にはクソババアと呼ばれるくらいが丁度いいと思っている。
いつでも息子を叱っていたいし、どこかで敵わないと思われたいのだろう。


本当を言うと、クソババアは息子の目の上のたんこぶになって
彼にずっとくっついていたいのだと…

まとめ

  • 悪口は反骨精神
  • クソババアは男の子の思春期の始まり
  • きっと、クソババアを受け入れると本音が聞ける

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