離乳食は 手作り が良い理由

子育て

旨みを嗅ぎ分け、食べる事に喜びを感じる息子。

五感を育てた始まりは、味覚と嗅覚。

そして、本人が磨き上げた。

五感と脳の発達

使いたかったお手軽離乳食、ただ、当時は高かった。
2瓶買うと、大人のお弁当代より高かったし開封後の食べ残しは勿論使えない。

節約したい、そんな気持ちだけで離乳食を手作りし続けた
しかし、近くの薬局の保健婦さんに言われたのは

子供は、食べたい気持ちをどうやって作り出すかと言うと五感なのよ。
切っている音、煮ている音、出汁の匂い、食材を感じて想像してるの。
だから、インスタントは程々にしないとね」


あー確かに自分もそうだ。
鰻屋さんや焼き鳥屋さんの前を通ると食欲がなくても無償に食べたくなる


なるほどと思っても、実際毎食作る方はたまったもんじゃない。
しかし、これを言われて信じるしかなかった。

お金はないけど、時間はある。
子供の五感が発達すると聞けば、もしや頭もよくなるんじゃないかと思ってみた。

実際お隣の奥さんは調理師免許を持っていて、子供達は抜群に頭が良かったし、

その後名門大学に入ったりもした。

なんせ食が細くて全然食べない息子に悩んでいた私は、
これで食べないのなら食べたくないんだと思う事にしようと勝手に決めて、

離乳食を出汁から手作りした

これが、どんな事になるかとはその時は知るよしもなかった。

美味しいはやる気

6ヶ月では全く分からなかった発達障害、味覚も過敏だった。
言葉が出る様になると保存料と添加物にすぐ反応
味噌汁の出汁の種類と割合を瞬時に嗅ぎ分け、
美味しい理由をぺらぺらと話す様になった。

しかし、兎に角食が細く、食べたがらない
お腹が空いていないといつも言っていた。

だが、大学院に行く様になると

一食でも不味い物を身体に入れたくない。だったら、食べなくて良い」

とまで言う。

きっと、食は彼のエネルギーその物でありキツイ論文と研究をコツコツこなせるのも、
毎日の美味しい御版と言う自分へのご褒美があるからだと言いたいのだろう。

ちなみに、昼と夜で似かよった物を出すと(例えば、そぼろ弁当と牛丼や春巻き弁当と餃子)途端に機嫌が悪くるのが難点だ。

まとめ

  • 手作りの料理は、音と匂いと言う記憶になる。
  • ご飯の炊ける匂い 出汁のうまみ 味噌の香り は五感を開き、脳を活性化する
  • 調理したものを家族で食べる時間そのものが、家族の記憶として脳に残る。

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