興味本意で聞いた息子の記憶。
生まれた時胎児は、記憶や好みなどを持っていないと思っていた。
親としての責任から少し解放され、無理しなくなった出来事。
帝王切開で産まれたら
息子が生まれる前にTVの特番で聞いた話。
子供によっては生まれる前の記憶を持っている子がいて、特に帝王切開で生まれてくる子供はその確率が高いと言う内容だった。
理由は、産道を通る際に赤ちゃんは頭を小さくして通らなくてはならない。
その際、痛さを軽減する為に出る物質が胎内記憶を消す作用もあるのだとか。
しかし、帝王切開で産まれた子は頭を小さくする必要がないので
胎内記憶を持って生まれる子が多いそう。
「私、帝王切開だやってみよう。」
息子の胎内記憶
息子が2歳になり、おしゃべりのつじつまが合う事と嘘や作り話しを日頃からしないなどを確かめて質問してみた。
「お母さんのさあ、お腹の中にいた時の事覚えてる?」
「うん、覚えてるよ。あのね、暖かいお水の中でずっと泳いでいたのにさ急に明るくなって無理やりそこから出されたんだよ。もーさあ、めちゃくちゃ嫌だったんだからね。ずっと居たかったのに」
と言う返事が普通に帰って来た。
もちろん息子は羊水のことなど知らないし、産声は金切声をあげ爆音で泣いた。
なるほどねえ、そんなこと思ってたんだね。
つわりとの関係
つわりでは、ミートソースに反応を示しお酒が断然欲しくなった。
大きく育った息子は、ケチャップが苦手でお酒が大好きだ。
温泉も好んで行くし、水泳も得意。
そして夜の光と静けさを好むことを考えると
生まれる前から個人的性格はある程度プログラムされていると教えてくれた。
全てが
親のしつけと環境の問題ではないのだ。
だからこの気づきは
(例えば、野菜を食べて欲しいから料理を工夫して食べさせたり、私が運動を好むのだから息子もそうに違いないなど)
息子に無理強いをすることが無くなり親の責任を軽くしてくれた。
赤ちゃんも個人主義で行こう。
胎内記憶は恐ろしく正しい
どうしてだか、胎内記憶は3歳を過ぎると忘れてしまうそうだ。
その前に記憶の有無を聴いてみると良い。
子供は産んで育てているのだから親の方針通りに育っているのは当たり前だとか
遺伝的要素のみで組み立てられいる者だと無意味に信じるのを止める絶好の機会になる筈だ。
子供の個性は1(母)+1(父)=2 (子)では無い。
だから、 面白くて楽しい。
まとめ
- 帝王切開で産まれたら胎内記憶があった。聞いてみるべき。
- つわりは個性だった。
- 胎内記憶は個性を持って生まれて来ることを教えてくれる。親の育て方とは別問題。
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