やりたい事にしたい事、欲しい物はいっぱいある。
挙げればキリがない。
息子には、お金に支配されて終わる人生を送らせたくない。
そう、考えたときにルールを作った。
幼いときに我慢のハードルを下げておく。
ほんのいっときの辛抱がお金を貯める行為に繋がり、その習慣が頑張らなくても出来る様になると、我慢ではなくなる。
経済観念を学ぶ前に行動の選択が大切
だと教えた話。
貯め方の前に使い方
年収一億円だったとしても、9900万円意味の無い使い方をしていたら家計は火の車だ。
お金の使い方は自己コントロールに委ねられている。
子供達は産まれて長らくジュースの存在を知らなかった。
いつか知ることになるのは目に見えていたので、あえてお知らせして飲ませる必要がないと感じたからだ。
その味を知っていると我慢になるが、知らないと我慢にはならない。
スーパーで買ってと駄々をこねることもないし、お金も貯まる。
この事が全ての始まりだった。
使わない買わない選択は知らない知らせないでもある
ので、お金を支払う親の日常生活の選択にかっかってくる。
つまり、難しいことを言えば飲料水のTVコマーシャルを見せる見せないに支配されると言うことだ。
すぐ欲しいはお金になる
息子が初めて自動販売機を使ったのは小学校5年生。
500mlのジュースが130円!
なんて高いんだ!
激安スーパーでは85円なのに?
同じ物なのか?
などなど、不安と感想を持ったことに胸を撫で下ろした。
今までの積み重ねがうまく行った証拠だった。
そして、彼の疑問に全て答えた。
スーパーまで歩いて行かないでも買える事やキチンと冷えている事、すぐ欲しい人や時間のない人、身体的に移動が厳しい老人や生活範囲が狭い人には非常に便利で良い販売方法とも伝えた。
しかし、少しの我慢と努力と工夫で安く買える事も理解させた。
健康な体と時間のある息子はどちらを選ぶのか問題定義したところ、自転車でスーパーに買いに行くと決めた。
世の中は、すぐ手に入れられる代わりにお金を上乗せして販売するルールがあると学んだ出来事だった。
もう一つ、自販機を使わせてみようと思いチャレンジさせた。
何も買わずに楽しそうに帰ってきた息子の感想が見事だった。
「母ちゃん、自動販売機って5円玉使えないんだよ。知ってた?スゲーマジか !ちゃんと返ってきたもんね」 ・・・・・・・そっちか。
代価と対価をいつも考える
代価に息子は敏感だ。
一方娘は自分の価値で代価を考える。
対価にはもっと敏感で二人共、優しさと親切心だけで仕事は出来ないと言う。
それは、専業主婦だからと言う理由であらゆる役員と雑用を押し付けられていた私を見ていたからだと思う。
代価は地方都市のやり方で言うと運搬と余剰品の都合で生産者から直接買う機会が多くあり
その分手間隙を要するが安くて、美味しい食材が簡単に手に入ることを基準とするようになった。
例をあげると、朝7時から始まる漁港の朝市にイカを買いに出かけた。
4ハイで千円。
家につき、起き抜けの息子の朝ご飯にイカ刺しを出す。
小学生の彼は
「これどうしたの?」
と驚き
「食べさせたくて、今朝往復2時間弱の海まで買いに行ったよ」
と言うと
「いくら?」
と聞いてきた。
朝起きる労力とそれが出来る環境にあれば、こんな事が起こる。
交通費を足しても、買いに行く価値は絶対に有る。
それほど、刺身が美味しかったようだ。
一方娘は朝が苦手の為、価値なしと判断した。
私は、魚をさばく技術が身につき十分
価値ある体験だと思った。
考えて買う、考えて行動を選別する
代価と対価のバランスを取る感覚を身に着ける習慣を日常で作ることが出来ていた。
お金を使う毎日が問題定義の場所。
まとめ
- お金は使えば減る、使い方に敏感になる
- すぐ欲しいはお金になる事を知る(我慢は貯金)
- 対価は人件費と時間 代価は使用頻度と丈夫さ
コメント
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コメントありがとうございます。あなたが初めてコメントをくれた方です。最高に嬉しいです